2022.03

大熊インキュベーションセンター様

第17回日本ファシリティマネジメント大賞 特別賞

https://okuma-ic.jp

特色

東日本大震災および福島第一原子力発電所事故によって大きな影響を受けた福島県の大熊町では、復興に向け新たな産業づくりや起業家を育てる環境を整備。
「大熊インキュベーションセンター」は、大熊町ならではの産業を長期に渡り生み出し続ける環境づくりを推進することを目的に、震災以降未利用となっている大熊町立大野小学校の一部を改築・改修して起業支援拠点として生まれ変わった施設です。
コクヨ東北販売は備品家具すべてを納入しました。
尚、大熊インキュベーションセンター様は当施設構築において【第17回日本ファシリティマネジメント大賞 特別賞】を受賞されました。

コワーキングスペース

起業準備中の学生やクリエイター、大熊町でビジネスを検討しているプロジェクトチームの方などが時間単位で利用できるスペースです。 1枚目)様々なタイプのテーブル・イスを準備し、利用用途に合わせて席を選べるフリーアドレス制になっています。 2枚目)リフレッシュや複数での打合せが可能な場も用意。カンファレンス兼ライブラリのコーナーでは書籍や企業情報、成果物などをストックできる壁面シェルフも設置されています。 3枚目)壁面に設置された可動式ブース「WORKPOD(ワークポッド)」の 1on1タイプは、内部がガラスパーテーションで仕切られているため飛沫を防止し、感染対策と対面でのコミュニケーションを両立。 4枚目)ウェルビーイング(※)を意識した個人の集中スペースは、健康増進をサポートし無意識に座っているだけで体を動かすことができるオフィスチェアー「ing(イング)」と、時には立って仕事をすることで体への負担を軽減できる上下昇降デスク「SEQUENCE (シークエンス)」を設置。 ※ウェルビーイング:肉体的にも、精神的にも、そして社会的にもすべてが満たされた状態にあること。

シェアオフィス

本格的な事務所としても利用可能なシェアオフィススペースです。 1枚目)ソファー席でリラックスしたパーソナルワークが出来るスペース。 2枚目)様々なタイプのテーブル、イスを準備し、利用用途に合わせて席を選べるワークスペース。

交流スペース

入居者、町民、来町者誰もが自由に利用できるスペースです。 1枚目)コミュニケーションの活性化を図り、キッチン兼カウンターを設置。テーブルは、カフェやイベントなど多目的に使えるようフラップ式を採用しています。 2枚目)山なりの高さが異なる座面が特徴的な「DAYS OFFICE(デイズオフィス)」のバンクソファー(※)は、イベント時には階段席や展示台として、また普段は目線を変えたり横並びでのコミュニケーションなどさまざまな利用が可能です。 ※バンクソファー:人がふらっと立ち寄りたくなる河辺の土手のように、仲間とのブレイクやちょっとした作業など、人々が気軽に過ごせる空間をつくりだします。ひな壇としても使用できるので、折りたためるテーブルセットと組み合わせれば、大人数で集まるイベントシーンでも活躍します。