社会活動

みちのく未来基金

みちのく未来基金

東日本大震災では、両親を亡くした子どもが被災3県で200名超、どちらかの親を亡くした子どもの数を合わせると2,000名近いとも言われています。経済的理由や残された家族への配慮などで、進学を諦めざるを得ない子どもたちも多い中、せめて子どもたちから夢や希望までも奪い取ることを避けたい、『東北の未来を創っていく子ども達が自分の夢や希望を捨てずに育つことこそが復興の真の礎になる』という考えの下、2011年に民間企業3社(カゴメ株式会社・カルビー株式会社・ロート製薬株式会社)共同による「公益法人財団 みちのく未来基金」が立ち上がりました(後にエバラ食品工業株式会社も運営に参加)。

この基金では、東日本大震災でご両親もしくは片親を亡くした全ての子どもを対象とし、高校卒業後の大学・短大や専門学校のための入学から卒業までに必要な入学金と授業料等の全額(上限年間300万)を負担します。返済は必要ありません。「震災時0歳だった震災遺児が社会に出るまでの間」として25年間の継続を宣言しており、並々ならぬ覚悟を感じます。

私たちコクヨ東北販売も「みちのく未来基金」の趣旨に賛同し、2012年よりサポーター企業として支援を行っております。東北の真の復興のため、未来にはばたく子どもたちの応援を続けてまいります。

みちのく未来基金ホームページ

第4期生の集い

第4期生の集い
夢への第一歩を歩み出したみちのく未来基金の奨学生+サポーターでの集合写真

当日は4期生64人が出席。サポート企業の代表約100名が見守る中、「父のような立派な整備士になりたい」「(地元の原発事故を受けて)自然エネルギーの開発に携わりたい」「外国語を学び、国際協力に役立ちたい」「建築士になり街づくりに携わりたい」「大学で地域行政を学び県庁で働きたい」など、それぞれの夢へ踏み出す子どもたちから、一人ずつ壇上で将来の夢、決意や感謝の熱いメッセージを伝えていただきました。

また、短大・専門学校の学業を終えた1~3期生の「旅立ちの会」では、長沼代表理事より卒業証書を受け取り、レストラン、幼稚園、病院などさまざまな「夢を叶える場所」に向かって旅立ちました。

第4期生の集い

第3期生の集い

2014年3月に開催された「第3期生の集い」では、サポーター(支援者)代表挨拶として、弊社代表取締役社長岡竹博昭が子どもたちにメッセージを送りました。
2014年3月に開催された「第3期生の集い」では、サポーター(支援者)代表挨拶として、
弊社代表取締役社長岡竹博昭が子どもたちにメッセージを送りました。