社会活動

デコレーションノート・ワークショップ

デコレーションノート・ワークショップ ガンバレ東北の子ども達! 「書くこと・描くこと」で元気になってほしい

デコレーションノート・ワークショップin会津若松

ガンバレ東北の子ども達!「書くこと・描くこと」で元気になってほしい デコレーションノート・ワークショップin会津若松

コクヨ東北販売及びコクヨグループでは、【ガンバレ東北の子ども達!「書くこと・描くこと」で元気になってほしい】と題して、小中学生向けに【世界で一つだけのノートをつくろう】 という ワークショップを実施しています。

これは、「文字を書く」「絵を描く」といった創作活動が震災後のストレスケアに有効であるという点に着目したワークショップです。文房具やシールなどを自由に使って表紙をデコレーションした「世界で一つだけのノート」に、日記帳や交換ノートなど今の気持ちを書きとめて将来の成長に結び付けてもらえればという願いから、コクヨグループがボランティア活動の一環として行っています。

今回は、2012年11月3日に福島県会津若松市にて開催した「デコレーションノート・ワークショップin会津若松」のレポートをお届けします。

第6回目の開催地は、福島県会津若松市

拡大表示

6回目の今回は、昨年10月にも行った福島県会津若松市での開催です。 会津若松市は福島県でも内陸に位置しているため東日本大震災の被災や原発による被害は少ないのですが、未だに風評被害による影響や不安は継続しています。また、双葉郡大熊町(福島第一原発が町内にあり全地区が避難対象)が役場や学校機能を会津若松に仮移転していることもあり、多くの方がこの地で避難生活をしています。

今回、会津若松市教育委員会・大熊町教育委員会の協力をいただき、市内の全小学校にチラシを配布したところ、募集開始後あっという間に定員に達する状況でした。その後も申込が相次ぎましたが、当初の定員を拡大して対応したもの、運営側の事情で希望者全員を受け入れることが出来ず、申し訳ない思いでいっぱいでした。


ワークショップはとてもにぎやか!

会場は、協賛いただきました会津若松の文具店「栄町オサダ様」の3階をお借りしました。今回は一日3回、合計約200名の子ども達がワークショップに参加。

昨年参加したリピーターや、昨年参加できず一年越しで希望が叶ったという方もいて、スタートからみんな気合充分!コクヨグループの運営スタッフも、気合を入れて仙台・郡山・東京から集結したのですが、子供たちの熱気に圧倒されました。


拡大表示
拡大表示
拡大表示

拡大表示
拡大表示
拡大表示

拡大表示
拡大表示
拡大表示

デコレーション開始。兄弟・姉妹や友達で仲良く賑やかに進める子、一人で黙々と作品を作り上げる子、お母さんと相談しながら進める子、などさまざまです。みんな、たくさんのシールやマーカー、テンプレートにテンションが上がります。


拡大表示

今回、参加された保護者の方からのお話で印象的だったのが「世の中から自分達が忘れ去られるという不安がある。だからこそ、コクヨがこのように継続的な支援をしてくれることにとても感謝している」という言葉でした。

復興支援にはさまざまな形がありますが、私たちに出来ることは、自分たちの商品で子ども達に笑顔を届けることだと考えています。世の中から震災のニュースが薄れつつある今だからこそ、このような取り組みを継続していきたいと思っています。


テーブルごとの記念写真です

出来上がった「世界に一つだけのノート」と一緒にハイポーズ!
たくさんのステキな作品が出来上がりました!

■1回目



■2回目



■3回目